基本的に僕らの仕事は
左右対象に切り揃えたり
刈り上げだったら
面の綺麗さや
その面が
上手くぼかせているか、
なんてことが重要になる仕事。
こんなことばかり
気にしながら仕事をしていると
デザインという観点が
衰えてくる気がしてならない。
ある程度の料金を頂きながら
技術を提供しているのだから
ただ切り揃えるだけの
頭髪清掃業みたいな感覚に
なってはいけないと思う。
かといって
人それぞれ求めてくるものは
違ったりするので
その人が
求めてくるものは何なのかを
誰よりも瞬時に察知し
その人に合った技術提案を
していかないといけない。
デザインを考えるときに
左右対象に
切り揃えたスタイル見て
歪だと思えるような
ちょっとした変人気質な感性や
何となく違和感を感じるような
アンバランスなスタイルを見て
バランスがよく見えてしまうような
ちょっとした変人気質な感覚が
必要とされるのだと思う。
このちょっとした変人気質の
感性や感覚がないと
毎回同じようなスタイルしか
浮かばないようになる。
この仕事をしている限り
デザインというものは
常に自分に付いて回る。
こんな仕事のスタイルが
自分に合わなくなってくると
頭髪清掃業寄りのサロンを探し
それで金儲けを
考え始めてしまうのだろう。
どうせなら
自分で創り出すデザインを
仕事で楽しみながら
金儲けをしたいものだ。
僕はよく周りの人から
変人だと言われるけど
デザインに対しては
変人気質はなさそうです。
ということは
ただの変人なんでしょう。
こんな違った意味での変人でも
この仕事を
ずっと続けられているのだから
きっとみんなも
続けられることだろう。
ばいなら
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