赤の他人

世の中は

赤の他人同士が集まり

共存していかなくてはならない

ハードルの高い場所。

学生時代は

自分と気の合う他人と

一緒にいればよかった。

苦手な他人とは距離を置き

好きな他人と

好きなことだけをして

楽しければそれでいい、、、

しかし

社会に出ればそうはいかない。

性格が合わない他人や

価値観が違う他人と

一致団結しなければいけないし

自分が苦手なことも

やっていくしかないのだ。

そんな気持ちで

毎日を過ごしていれば

人と人との絆なんて

薄っぺらいものだと感じてしまう。

でも

それを乗り越えてしまえば

自分では気づかないうちに

誰かと深い絆ができていたりする。

「何で黙ってたんだよ、

俺たちだけには話して欲しかった。

こんなのは寂しよ。」

最近そんな会話を聞きました。

そして

人と人との絆を感じました。

誰かに

こんな言葉をかけてもらうのは

すごく幸せなこと。

言われた本人は

気づいていなかったであろう

相手からの絆の気持ち。

もともとは他人でも

一緒にいる時間が

10年以上越えていけば

家族以上の深い絆が

少しづつできあがるのだと思います。

面倒臭いからといって

何かの縁で出会えた赤の他人を

仕事だけの付き合いだと

割り切ってしまうのは

何か寂しい。

考えてみれば

自分の周りにいる人たちは

赤の他人だらけだ。

友達も先輩も後輩も

そして夫婦だってそう。

赤の他人だからこそ

頼りになることだって

沢山あるのです。

赤の他人を他人のままにするのか

大切な人にするのか、

よく考えましょう。

ほなまた