生きていれば
傷つくことなんて
当たり前のこと。
なぜ人は
傷ついてしまうのだろう。
多分それは
人や物事に対して
自分の心の中で作り出す
前提の仕業だと思われる。
自分は誰よりも
仕事ができる人間のはず
あの人はきっと
自分には優しくしてくれるはず
あいさつすれば
相手も笑顔で答えてくれるはず
失敗したときはみんな
大丈夫だよと許してくれるはず
こんなふうに
自分に都合のいいことを前提に
物事を考えているから
その期待が裏切られたときに
人は傷ついてしまう。
自分の持っている常識は
他人の常識とは違うものだと
事前に理解しておかないと
裏切られたときの
心に負う負担の重さに
耐えられなくなってしまう。
よく知っているものだと
自分では思っていたことが
実はなにひとつ
わかっていないことが
世の中にはたくさんある。
人間社会の世界は
意外と広くて
色んな人が存在している。
今やらなければいけないことが
たくさん溜まっているのに
そんな人たちに振り回されながら
自分で決め付けたことで
傷ついている暇なんて
ないのである。
ばいなら
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