愚か者

今までの人生を

もう少し計画性を持って

生きてくればよかった。

今まで過ごしてきた日々を

先のことまで考えて

真面目に生きてくればよかった。

今になって

こんなに甘い考えのまま

生きてきてしまったことに 

後悔する場面が多い。

無意識に

今さえよければいいなんて

心のどこかで

思っていたのかもしれない。

無意識に

誰かが助けてくれるだろう

そんな甘い考えで

今まで生きていたのかもしれない。 

いつでも助けてくれた

そんな親元を離れた瞬間から

自分の未来を考えて

誰にも頼らない精神で

自立しなければいけなかった。

この歳になって

刹那主義だった自分と

向き合っている自分は

本当に愚か者。

今までずっと

見えない何かに甘えていた

こんな自分を変えたいと

切実に思うのである。

この先の人生を

誰のために生きていくのか

そんなことをふと考える

こんな自分は愚か者。

ばいなら