そのときの自分の感情で
人に厳しく言っても
相手にはただ怒っているだけに見えて
何の説得力もない。
相手のことを心から
成長させい気持ちがあって
厳しく言うのなら
相手には伝わるだろう。
しかし
相手のダメなところが
ムカつくだけという理由で
厳しく言ってしまうのは
単なる自分の感情を処理するだけで
そこには何もプラスは生まれない。
そんな理不尽な感情で
相手に厳しく言った本人といえば
言ったことなどすぐに忘れてしまう。
逆に理不尽な理由で怒られた側は
ずっと心に残る。
この因果関係が
後に錆びを生みだす。
いつか必ず
厳しく言ってた本人自身が
他人に注意したことを
涼しい顔して
やってしまうという失態の勃発。
その失態で
身から錆びが出てしまうか
錆びが出ないかは
今までの相手との接し方で
決まると思う。
相手のことを思って厳しくしたか
自分だけのことを思って厳しくしたか
それによって
錆びの出かたが違ってくる。
大量に身から錆びが出てしまった場合
人はどんどん離れていくし
本人の居場所さえなくなっていく。
そうなると人と接するときには
つねに錆止めを持ち歩いていかないと
錆びの進行が悪化して
いつしか腐っていくのだ。
仇も情けも我が身から出る
人から恨まれたり
愛情を示されたりするのは
すべて自分が招いたものである
普段から相手に対しての
心掛け、行動、発言は
大切ということ。
まずは自分を思うより
相手の気持ちを思ってやれ。
我がままは、我が身を滅ぼす。
ばいなら
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