大人なると
新鮮なことが減ってくる。
長く生きていればいるほど
興味のあることなんて
ほとんど体験してしまう。
毎日同じ道を歩き
毎日同じ場所で働いて
毎日同じ人たちと関わり
こんなふうに
同じことの繰り返しが続けば
必然的に新鮮さを失い
当たり前ばかりの世の中で
生きるようになる。
そうすると
目の前にある
素晴らしいと感じるものが
明日も必ずそこにあるものだと
思ってしまうから
それが素晴らしいものだと
認識できなくなっていく。
ときどき
いつもと違う道を歩いたり
行ったことのない場所に行き
はじめて会う人たちに関わると
なぜか新鮮な気持ちになれたりする。
もう二度と見れない
もう二度と会えない
そんな思いで毎日を過ごせたら
自分の周りのものが
素晴らしいことだらけだと
思えるかもしれない。
素晴らしいはWonderful。
Wonderfulを深く考えれば
Wonder(不思議)がFul(いっぱい)
という意味になる。
つまり素晴らしいこととは
この世に満ち溢れている
いっぱいの不思議を
感じることなのだ。
自分の周りにある
当たり前になってしまったものを
まるではじめて見るように接したり
もしかしたらこの人と会うのは
これが最後かもしれないと思い
優しく接してみると
センスオブワンダーが発動して
当たり前の毎日が
当たり前ではない毎日に
変わるかもしれない。
当たり前だと思う世の中より
新鮮な世の中で生きているほうが
素晴らしい人生になると
思うのである。
ほなまた
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