自分革命児

自分はどこにいっても

トラブルメーカーだとか

いつも一匹狼だとか

さらには

自分で自分のことを異端児だと

自慢げに言う人がいる。

そんな人に限って

特異な能力なんて

持っていなかったりする。

なぜそんなふうに

悪ぶっている自分が

カッコいいと思ってしまうのか。

なぜそんなふうに

自分を卑下することで

高揚感に浸ってしまうのか。

まるで反抗期の中学生にしか

見えないのである。

悪ぶっているわりには

変なプライドが異常に高くて

他人が輝く姿には嫉妬する。

自分のことを

異端児だとか言ってるわりには

自分の明確な方向性は

定まらないまま

結局誰かに流されている。

なので言うことなすこと

いつでもいつの日も

ちんぷんかんぷんなのである。

周りの人に流されるような

不器用で未熟な自分を

トラブルメーカーとして

仕立て上げる必要はなく

もう少し本当の自分を

見つめ直したほうが

これからの人生のためだと

思うのである。

本当の悪にはなれないのなら

無理に悪ぶることは辞めて

反抗期の中学生から卒業して

自分革命児になりましょう。

ほなまた