男と女のないものジェラり

男は

地位や名誉に嫉妬する。

自分と相手の年齢が

近ければ近いほど

その嫉妬心は

抑えきれないものになる。

しかし

嫉妬するにもかかわらず

自分もいつかそうなりたいと

切磋琢磨することより

色々な言い訳を探して

その場から立ち去ることを

選択したりする。

結局は

自分と相手のレベルの差が

何となくわかっているから

努力しても無駄だと

思いはじめてしまうのだ。

女は

容姿や外見に嫉妬する。

それに 

思わせぶりな態度が加わると

その嫉妬心が

憎しみに変わることもある。

しかし

自分もあんな容姿になりたいと

自分を磨く努力はするものの

その相手を同じ場所から

追いやるために

色々な方法を見出すのである。

結局は

自分と相手の魅力の差が

何となくわかっているから

張り合うよりも

排除したほうが楽なると

思いはじめてしまうのだ。

男と女が

嫉妬するものは違うにしろ

人間はこんなふうに

醜い部分を持っている。

そんな自分の嫉妬心ひとつで

人生を台無しにすることほど

悲しいことはないのである。

ほなまた