かりそめの自分

他人に興味がなかったり

物事に無関心だったりすると

人に対して

思いやりという部分が

欠けてきてしまうと思う。

そして

他人と接している自分の姿は

かりそめの自分になっていく。

かりそめの自分になると

人との距離は遠ざかり

信頼というものが

薄くなってきてしまう。

かりそめの自分は

相手に使うさりげない言葉に

冷たさが顔を出し

行動には信憑性がなくなる。

だって他人には

興味が湧かないのだから、、、

しかし生きていれば

人の助けを必要とするときが

必ず訪れる。

そんなとき

どのくらいの人たちが

かりそめの自分を受け入れ

助けてくれることだろう。

今まで興味がなかった他人は

どのくらいかりそめの自分に

手を差し伸べてくれるだろう。

そう考えると

やっぱり世の中は

持ちつ持たれつなのである。

生きている限り

他人や物事に興味を示し

その場限りではない

人を思いやる気持ちで

自分以外の人と接すること。

かりそめの自分のままだと

人間関係をこじらせる。

そして

かりそめの自分は

組織を腐らせるだけなのである。

ばいなら