ときどき
何かのきっかけで
懐かしい気持ちが
蘇るときがある。
そのきっかけは
匂いだったり音楽だったりと
色々ある。
そのとき蘇る
懐かしい記憶の中には
子供の頃に体験した
些細な出来事の情景や
普段は思い出さない
懐かしい人が登場したりする。
別に大して重要な
人や事でもないのに
それがなぜか
大切なものを見つけたみたいに
尊いものに思えてしまう。
しかしその思い出が
懐かしさという明かりに照らされて
輝いて見えるだけなのである。
思い出や記憶は
遠ければ遠いほど
年月に磨かれて
美しく感じるものだ。
そんな思い出に
浸っている暇があるなら
いつも自分の側にある
大切なものや人たちに
もっと愛情を注ぐことが
必要なことだと
思うのである。
ばいなら
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