背負い込む試練

人生において

背負い込む荷物の量や重さは

人それぞれ違うものだと

思うのである。

自分が欲しいと思うものは

あれもこれも

手を出してしまいたくなるけど

ひとつ残らず

手に入れることなんて

到底無理な話しだろう。

どうしても何としてでも

自分のものにしたいのなら

何かひとつ大切なものを

手放す選択が必要となる。

大切なものを捨てることは

簡単に決断できることではない。

仮に大切なものを捨てたところで

どうしても欲しいものが

手に入る保証なんて

どこにもないのである。

今ある大切なものを

失うのが惜しいがために

何もしないまま諦めるのか

大切なものを手放して 

手に入る保証なんてない

どうしても欲しいものを

手に入れるために

行動するのか、、、

どっちを選んだとしても

後悔という

一生捨てられない荷物を

背負うことになる。

本当にそれは

どうしても欲しいものなのか、、、

本当にそれは

大切なものを捨ててまで

手に入れたいものなのか、、、

何かをきっかけに

欲望のスイッチが

入ってしまったのかもしれない。

世の中には

思わせぶりな誘惑が

ゴロゴロしている。

それでも

走り出したいのなら

自分が背負っている荷物が

どのくらいの重さで

どのくらいの量なのか

ちゃんと理解したうえで

覚悟を決めるしかない。

中途半端な気持ちなら

もう一度

冷静に判断する時間が

必要だと思うのである。

ばいちゃ