通りすがりで起こる
出会いや発見は
偶然なのか必然なのか。
探しているものが
いつも頭のどこかにあって
通りすがに
たまたまそれを見つけ
これは自分にとって必然的で
運命だなんて思ってしまう。
通りすがりは
通りの後に
"すがる"が付いているので
何かを求めているときに
それがなかなか見つからず
偶然なこと期待して
偶然なことにすがってしまう
ということではないか。
なので
通りすがりに起こる
出会いや発見は
運命とかではなく
ただの偶然なのです。
その偶然を美化しようとして
必然的に出会ったとか
運命的な何かを感じた
なんてことに
考えを転換するだけなのである。
通りすがりに嫌いな人に
たまたま出会って呼び止められて
飲みにいくハメになったら
それは必然ではなく
偶然なことだと処理するだろう。
しかし僕みたいに
初老になってくると
毎日に刺激がなくなるので
偶然でもいいから
通りすがりの出会いや発見を
求めてしまいたく
なるものである。
ばいなや
0コメント