嘘の仮面

いつの日からか

"何かが違う"と

感じ始めるときがある。

子供の頃は

周りに気を使うことなく

自分がやりたいことや

行きたいところ

その他色々なことを

愛情ある親が叶えてくれて

ありのままの自分でいられた。

少しずつ大人になり

親よりも

他人と接する機会が増えると

他人に合わせて

作り笑いをしたり

言葉や言い方を変えてみたり

お世辞を言ったり、、、

そんな嘘の自分で

人と接し始めることに

"何かが違う"と

感じ始めるのだろう。

要するに自分が

少しずつ嘘の仮面を

被り始めた頃から

違和感を感じ始めるのだ。

ほとんどの人間は

大人になり社会に出て

他人と上手く共存するために

嘘の仮面を

被らなければならないのも

現実なのだ。

しかし人は

完璧に仮面を被ることは

できないものである。

仮面は人の本性を隠すけど

どんな仮面を被るのか

という選択で本性を現す。

人生の3〜4割の悩みや苦しみは

おそらくそこに原因がある。

どんなに精巧な仮面を被り

媚を売っていても

世間は意外と馬鹿じゃない

と言うことを

知っておくべきだ。

何歳まで嘘の仮面を被り

"何かが違う"という違和感と

付き合っていくのだろう。

ほなまた