ヤンキー師匠

自分が中学生の頃は

学校にヤンキーが

ゴロゴロいた。

自転車で学校の中を

走り回っていたり

カラースプレーで

校舎に落書きしたりと

普通の人はしないような

アホな行動を平気でしていた。

でもヤンキーは喧嘩も強いし

なんだかんだモテる。

そしてヤンキーの彼女は

可愛い人が多い。

優等生でもヤンキーでもない

中途半端だった自分は

ヤンキーに憧れてたり

したこともあるのだ。

そんなヤンキーのことを

大人になってから考えてみる。

ヤンキーには

悪いイメージがあるけど

結構な速さで社会貢献を

始めていることに気づくのだ。

ヤンキーは速攻結婚して

子供を作り少子化に貢献する。

速攻就職して

みんなが嫌う力仕事を

テキパキとこなして

社会に貢献する。

夏になれば

速攻半被に着替えて

朝早くから神社に速攻集まり

率先して神輿を担ぎはじめて

夏祭りに貢献する。

そんなことを思うと

ヤンキーの人は

青春を謳歌するのが早いだけで

根は真面目な人が

多いのかもしれない。

ただそんな人たちを

括るための言い方が

ヤンキーという言葉なのだ。

若い頃にフラストレーションを

うまく発散できなかった

遅咲きの人たちのほうが

よっぽどタチが悪いように

感じてしまうのである。

学生時代のヤンキーを

見習えとは言わないけど

大人になってからの

ヤンキーだった人の姿勢には

見習うことが

沢山あるのかもしれない。

ばいなら