球体マニアック

球体は

ときに優しく柔らかく

ときに鋭く固いものに

姿を変える。

そもそも人は

何かを判断するときに

そのものの

平面的な部分を見ただけで

判断してしまうという

習性があるようだ。

人や物事を判断するときに

色々な角度から観察して

球体的に判断することが

大切な気がするのです。

球体=丸さの見方は

色々あると思うけど

球体の丸さは凹凸がないぶん

鋭さや違和感がなく

優しいイメージがある。

かと言っても

誰かが唐突に

最近丸くなったね、、、

なんて軽々しく言ってしまうと

とんでもない事件になりかねない。

性格が丸くなったのか、、、

体型が丸くなったのか、、、

その人が捉える

丸さの意味の伝わり方で

もの凄く変わってきてしまう。

それだけ球体というものは

良いものにも悪いものにも

姿を変える生き物なのだ。

球体はどこから見ても球体で

裏表なんてわかないくらい

完璧で美しい形なのだが

球体を人間に置き換えてみると

表面ではなく内面が

結構な確率で

歪な形をしている人がいる。

でもこの考えは

球体を平面的に見ているからで

裏も表も同じように考える

球体思想で見てあげれば 

歪ではない場所も必ずあるはずだ。

人は丸みを帯びているものを嫌い

細さに美を求める傾向にあるけど

結局のところ

ポイントで丸みを帯びている

柔らかいものや曲線なんかに

美しさやエロスを感じ魅了され

興奮してしまうのである。

だから

なんだかんだ言って

みんなは

球体マニアックなのだから

球体的なものに関わるときは

最善の注意が

必要になるのである。

球体は

ときに優しく柔らかく

ときに鋭く固いものに

姿を変える。

ばいなら