なんで?

先輩の立場だったら

できるだけ後輩の

(なんで?)という質問に

答えなければいけない。

後輩が

(なんで?)と聞いてくる間は

まだ色々なことに

向上心や探究心がある証拠。

そんな前向きだった後輩を

いつしか後向きにさせてしまうのは

先輩が後輩の(なんで?)に

答えられないことも

原因の1つだと思う。

後輩の質問がわからなくて

上手く答えることができないと

人任せにしてしまう。

そんなことが続いてしまうと

後輩はだんだん

(なんで?)と聞いてこなくなる。

後輩が聞いてこなくなる原因が

自分にもあることがわからないと

そんな態度になった後輩を

先輩はやる気がないと見なし

(なんで?)聞いてこないの?

なんて疑問に思ってきたりする。

(なんで?)という言葉は

初めは質問で使われていたのが

先輩の立場になると

疑問で使われることが

多くなるのだ。

先輩や後輩の中では

色んな意味合いで(なんで?)が

ずっと使われていく。

(なんで?)と聞くことは

恥ずかしいことではない。

(なんで?)と思っていても

お互いがお互いの(なんで?)を

聞き合わないことには

話しにならないし

理解もできない。

なんでこうなるのか?

なんでそうになったのか?

そんなふうに

質問し合うことが大切。

人に何かを伝えることは

すごく難しい。

自分が理解できていないことが

多ければ多いほど

伝えることが難しくなるのだ。

普段から

(なんで?)こうなるのか?

ということを考える癖をつけないと

後輩に上手く答えられることは

できないだろう。

ほなまた