わからず屋

僕たちは何屋さんですか?

多分ですけど

男性の髪をデザインして

カッコよくなってもらう

床屋さんだったと思います。

ずっと床屋さんを続けていて

毎日人の頭ばかり触っていると

いつしか

自分の頭が固くなり

考えがかたも凝り固まる。

確か床屋さんだったはずなのに

気づいたら

わけのわからない

わからず屋になっている。

ある時期から

わからず屋になってしまったら

新しいシステム、デザイン、

流行り、旬なものなんかを

吸収できなくなり

過去の栄光を忘れられないで

傲慢になってくる。

そんな感じで過ごしていると

わからず屋になった原因が

何にも考えないで

過ごしてきてしまった

勤続年数だったことに気づく。

わからず屋が

周りの人より長けてるものは

勤続年数しかないのである。

そんなわからず屋でも

商売繁盛の気持ちは

誰にも負けない

変な自信だけはあると

わからず屋の僕は思う。

なーんてね。

ほなまた