Sex Pistolsは
パンクの象徴。
反抗的で攻撃的で
当時の思春期の若者には
もってこいのバンドだった。
Pistols唯一のスタジオアルバム、
”勝手にしやがれ!”の中に
”Pretty Vacant”という曲がある。
僕はこの曲が好きなのであるが、
改めて聞き直すと
ただひたすら
俺は空っぽだの、中身がないだの、
自虐的なことを叫びまくっていて
こんな自分は
お前らのやってることと比べたら
可愛いいもんだろ?
なんて
大人を皮肉っている曲なのだ。
こんな考えや行動が
パンクの定義に当てはまるのなら
世の中パンクな奴らで
溢れている。
ダメだって言ってることを
わかっていながらやってしまう、、、
パンクだねぇ〜。
目上の人に
反抗的な態度をとれる自分が
カッコいいと思っている、、、
パンクだねぇ〜。
パンクは反抗するだけじゃなく
その人の意思の弱さを
表しているようにも思える。
パンクなことやっいるのに
世間に叩かれてしまうと
深々と頭を下げて謝る。
パンクなことやっているのなら
不倫だろうが第三者に頼もうが
何が悪いのだと
最後まで
中指立てるくらいの態度で
挑んで欲しいものだ。
世間体を気にして
中途半端に
パンクじみたことをやっていると
本当に可愛くない
空虚感バリバリの
空っぽの自分になってしまう。
こんな世の中
なんか、つまらん。
We're pretty A pretty vacant!
ばいなら
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