カーネーション

たまに

街を歩いていると

白髪のお婆さんが

車椅子に乗っていて

その人の娘らしき人が

車椅子を押しながら

散歩をしている姿を

見かけるときがある。

そんな光景を目にすると

自分の母親と 

重ねてしまうことがあるのです。

あの白髪のお婆さんは

僕の母親と

同じくらいの年齢だろうか、、、

僕の母親は元気にしてるかな、、、

母親とは離れて暮らしているので

年に何回かしか

会う機会がない。

今はもう老人施設に入っていて

母親の面倒は

姉がみてくれている。

母親と姉には

申し訳ない気持ちで

いっぱいです。

今日は母の日。

母の日だから

これといって特別なことを

してあげるわけでもないけど

離れて暮らしているからこそ

自分の母親のことだけは

1日たりとも忘れたことはない。

自分が親の立場になると

あの頃の親の気持ちがよくわかり

何となく優しい気持ちに

なれますね。

母親と過ごせる時間は

後どれくらいだろうか、、、

母よ

僕と姉を産んでくれて

ありがとう。

長生きして下さい。

こんな気持ちを

カーネーションの

代わりに送ります。

またね。