濁りの見極め

どこに行っても

嫌なことや嫌な人は

必ずあるし必ずいる。

今の環境の

嫌なことや嫌な人を

排除してしまえば

自分の悩みやストレスは

無くなるだけの話しだけど

自分からそれを

実行できる能力がないと

大体の人たちは 

今の場所から

立ち去る選択をする。

自分から排除できないまま

嫌なことや嫌な人が

毎日隣り合わせに存在してれば

隣の芝は限りなく透き通った

青い色に見えてくるだろう。

そこに飛び込むのは

その人の自由なんだけど

透き通った青い場所なんて

いつか必ず濁っていく。

人生において大切なことは

透き通った場所に

飛び込むことより

今の自分がいる場所が

少しづつ濁ってきたときに

元の透き通った場所に

戻すための能力を

身につけることのほうが

大切な気がするのである。

今の濁った場所から

逃げ出そうとしているならば

もう一度初心の自分を思い出し

考え直したほうがいい。    

立ち去った後に

濁っているのは

自分がいた場所じゃなくて

自分の心が濁っていたことに

気づく前に。

ばいちゃ