たまには
自分の棚の上を
覗いてみましょうか?
人のことを指摘するときに
自分のことは
棚の上にあげてしまうから
自分の棚の上には何があるのか
知っておく必要がある。
自分の棚の上を覗いてみると
人には知られたくないことが
いっぱいあるかと思います。
過去のミスや
自分が逃げてる苦手なこと、
秘密や隠しごとなどが
散らかっている。
その散らかっているものの奥底に
信頼というものが隠れている。
だから棚の上を整理しないと
自分の色々な
マイナス要素に埋もれて
信頼が見えなくなり
失ってしまう恐れがある。
先輩の立場になったら
なおさら整理が必要。
捨てることができるものは捨てる、
捨てられないものは整頓する。
それだけで全然違う。
自分の棚の上を整理しないまま
後輩などを指導してしまうと
後輩には
キツイ言い方をするくせに
自分のミスは笑ってごまかすような
そんな先輩になってしまうのです。
他人のことをとやかく言う前に
まずは自分自身を
処理しなければいけない。
しかし
全てがそれで割り切れないのが
人間社会というもの。
自分は潔白な人生を送ってきた
なんて言える人はなかなかいない。
嘘とかごまかしというのは
その人間の器の大きさや職責の重さに
比例するものだ。
自分が潔白でなくても
日常の中にある
怒りや不満を感じたとき
我が身を振り返えり
自分の棚の上にあるものを
把握していれば
後輩に指導するとき
ちゃんと言葉を選んで
伝えられることが
できるのだと思います。
ときには自分に甘くても良い。
心の中の荷物が
だんだん重くなってきたのなら
それを棚に上れば
少しは心が軽くなる。
そして棚の上の荷物が溢れる前に
定期的に整理すればいい。
個々の問題はそれぞれに
存在するものであって
勝手に自分の心の中で
他人の何らかの非を
自分の非とチャラにしてしまっては
世の中なにもかわらないのである。
自分の棚おろしをして
信頼を取り戻しましょう。
ほな
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