何者

誰かが頑張っていたり

輝いている姿を見たりすると

今の自分が

まだ何者でもない

何者になるのかさえ

わからない状態のままだと

嫉妬や妬みの感情が

どんどん育っていくような

そんな気がするときがある。

自分を客観的に見ると

性格が歪んでしまったように

思えたりもするけど

生きていれば

嫉妬とか妬みの感情なんて

誰にでも起こるものだし

この気持ちは心が順調に

発達していることなんだと

思うようにしている。

そんな感情が

生まれない人のほうが

おかしいと思う。

何歳になっても

負の感情には振り回される。

人にはその人にあった

可能性というものが

必ずあると思うから

誰かと自分を比べるのではなく

自分が何者になりたいのか

どういう人生を送りたいのか

そんな目標が見えてくれば

自分と他人は違うということが

少しずつ理解できてきて

自ずと他人に対する

嫉妬や妬みの感情には

収まりがついてくるし

飼い慣らせるようになっていく。

誰かのことが羨ましいと

素直に言えなかった感情は

負の感情に変わりやすいから

そんなときはあえて素直に

羨ましいと言ってみると

自然に相手を認めることができて

心が軽やかになる。

まずは自分が

何者になりたいのか考えないと

何も解決しないのである。

ばいちゃ