能力序列

頑張っていない人が

頑張っている人を

指摘している場面を

たまに見かけたりするけど

その場面は何度見ても

やっぱり滑稽なのである。

活躍している人を

活躍してない人が

評価している場面に

たまに遭遇したりするけど

その場面に何度遭遇しても

これもまた滑稽なのである。

こんなふうに

滑稽になってしまう原因は

年功序列だったりする。

ときに年功序列は

やたらと邪魔なものになり

その関係性が滑稽を

生み出したりする。

年功序列なんかがあるから

頑張ってこなかった人が

自分が頑張れない理由を添えて

後輩にお前は頑張れよと

指導してしまったり

活躍していない人が

活躍できなかった理由を添えて

後輩にお前には才能があると

指導しなければならない。

できることなら

年功序列なんか排除して

無能な先輩が優秀な後輩に

指導する決まりごとを

排除してしまったほうが

都合が良いことも多いけど

年功序列をなくしてしまうと

自分の存在意義を失ったり

自分の価値や評価対象も

少なくなってしまい

都合の良いことと同じくらい

都合の悪いことも

多くなってしまう。

なので

年功序列は残しつつ

自分より優秀な後輩とは

色々なことを理由にして

関わることを

避けはじめたりするけど

その割には

先輩としてのプライドを

捨てきれないままに

美味しいところだけは

自分の立場を利用して

敏感に反応するのである。

そんな場面も結局は

滑稽になってしまう。

最近の世の中は

年功序列が原因で

生きづらい世の中に

変わっている。

いっそのこと

能力序列の世の中にすれば

全ては解決すると思うけど

そうなってしまったら

私自身が都合が悪くなるので

やめておいたほうがいいと思う

今日この頃なのである。

ほなまた