貴族的庶民派生活

最高のホテルに泊まり

素晴らしい夜景を眺めながら

粋を極めたシェフが作る

高級な料理を味わう。

VIPルームに戻り

シルクのガウンに着替えて

名作映画を観ながら

世界一のソムリエが選んだ

ビンテージワインを嗜む。

そんな感覚なんて

僕には備わっていない。

庶民的なホテルに泊まって

景色が見えない部屋を選び

夕食はホテルの外にある

無名なラーメン屋で済まし

ホテルの部屋に戻り

楽な服装に着替えて

バラエティ番組をみながら

ペットボトルの緑茶を嗜む。

そんな感覚は

僕には備わっている。

しかし誰からも

素晴らしいと賞賛される

サービスやエンターテイメントには

たくさんの人を感動させる要素が

備わっている。

接客業を仕事としているなら

高級だと言われるものに

積極的に触れながら

感動を体験して

それと同じくらいの感動を

今の仕事に落とし込むことが

大切だと思う。

ときには庶民的なことから

学ぶこともあるけど

最高なものを経験して

自分の感度を高めるこも

必要なのである。

ほなまた