長く生きていれば
色々な体験や経験をする。
音楽やファッションや
食事において考えてみても
見たり聞いたり
味わったりする時間は
どんどん増えていくのである。
そんな中で
思春期に体験して感じたものが
何歳になっても
ずっと自分のベースとなり
それを基準にして
好きなものを選んでいるのだと
感じるときがある。
音楽において
今まで色々な曲を聞いてきて
最終的に好きだな思うものは
思春期に聞いていた
音楽だったりする。
それが世間では
ダサいとか言われていても
好きなものは
やっぱり好きなのである。
ファッションにおいても
色々な流行を追い求めてきても
最終的に好むものは
思春期に好きだったものに
落ち着いたりする。
流行とかは関係なく
好きなものは
やっぱり好きなのだ。
食について言えるのは
高額な値段の食は
確かに美味しいと思うけれど
思春期に育った家庭が
決して裕福な家庭ではなかった
母親が作る料理がベースにあると
どうしても庶民的な味を
求めたりしてしまう。
こんなことに気づくまでは
流行りや優越感や
人の目を気になる気持ちが大きくて
本当に自分が好きではないものを
選んでいたようにも思える。
歳をとるにつれて
見栄をはる気持ちは薄れ
やっぱりこれが好きだ
なんて思えるものがあることは
幸せだなと感じるのである。
思春期に体験したものが
残りの人生を
楽しませてくれるほど
印象的なものになるのは
思春期は人生において
五感の感度が
1番研ぎ澄まされている時期だから
この時期の体験は青春となり
人生において重要なものに
変わるのである。
ばいちゃ
0コメント