ないものねだり

最近は

自分にないものを

求めないようにしている。

若いころは

全て自分でやらなければ

気がすまなかったり

自分にはできないことを

他の人がやっていると

ジェラシーを感じたりしていた。

でもそう感じていたのは

20代のころまで。

少しずつ歳を重ねていくたびに

自分が持っている能力が

何となくわかってきて

自分にできないことは

それが得意な他の人に

任せてしまおうと

考えるようになってくる。

世の中には

あることに対して

物凄い能力を発揮できる人が

ザラにいる。

そんな人たちに対抗しても

なんの意味もないし

時間の無駄だと思うのである。

色々な能力の持ち主が集まって

強い組織ができるのだから

お互いの能力を

認め合うことが大切になる。

自分にないものを求めないことは

諦めるというわけではない。

自分に与えられた能力を

もっと高める努力をして

組織の中で

組織の人たちの能力と

自分の能力を

上手く共存し合うようにすれば

気持ちが楽になり

何事もやり易くなると

思うのである。

自分にないものは

上手にあきらめる、、、

上手にあきらめられなかったことは

負の感情に変わり

どんどんひねくれた性格に

なっていく。

自分にないものねだりは

しないほうがマシなのだと

思うのである。

ばいなら