人を憎んで罪を憎まず

人は誰でも

多かれ少なかれ

一度くらいはミスを犯す。

その他人が犯したミスが

自分にまで飛火したときに

犯したミス自体よりも先に

犯した人を

恨んでしまうものだ。

犯したミスだけを考えると

仕方がないなと

割り切れたりするけど

ミスを犯してしまった

その人自身に対しては

憎しみや怒りが生まれ

割り切れることができずに

許せなくなってしまう。

そうなってしまうと

その人の

やることなすこと全てが

受け入れにくくなるのである。

そうならないように

誰かがミスを犯したときには

人よりもミスを憎め

ということなのである。

罪を憎んで人を憎まずとは

そんなことだと思う。

ミスを犯してしまったら

自分だけ責任をとればいい、、、

という問題でもない。

小さいミスだと思っていたのに

実は色々な人たちに

迷惑がかかっていて

小さいミスだと思っていたら

大きなミスだった、、、

ということもある。

他人が犯したミスなんて

時間が経てば

忘れ去られたりするものだが

罪を犯したその人自身のことは

人そのものなので

存在が消えない限り

なかなか忘れられないだろう。

気持ちをスッキリさせたい

という論理で考えると

人を憎むなら

相手をボコボコにしてやれば

ある程度気が済むけど

罪を憎む場合は

どうすれば

気分がスッキリするのか

教えて欲しいものである。

まだまだ世の中は

人を憎んで罪を憎まず

です。

ほなまた