悦に入る

嬉しいことや

幸せなことがあったとき

なるべく悦に入ったほうが

いいかと思われる。

悦に入るの「悦」は

喜んだり嬉しい気持ちのこと。

普通は

喜んだり嬉しいときは

気持ちが表に出るものだけど

悦に入るということは

その感情を表に出さない、、、

ということなのである。

ひとりで部屋に入って

喜びを噛み締めて

ニヤニヤしながら嬉しがり

他人には知られないように

自己満足する。

他人は人の喜びや幸せなことに

嫉妬したりするから

自分の喜びを

人に伝えたりアピールすると

しらっとした顔をしながら

自分が求めているような返事は

返ってこないだろう。

伝える相手のそのときの状況が

不幸の真っ只中だったら

余計にムカつかれることだろう。

なので

どんなに嬉しいことがあっても

なるべく黙っていて

その歓喜の感情を

ひとりで楽しんだほうが

いいのである。

人の不幸が

大好きな他人ばかりなのだから

幸せなことは

自分の中に

入らざるをえないのである。

悦に入るということは

ちょっと淋しい「悦」を

言い表しているのである。

住みづらい世の中です。

ばいなら