なるべくなら損をしない
人生のほうが得だと
誰もが思うことだろう。
なるべくなら得をする
人生じゃないと損だと
誰もが思うことだろう。
人間は
得をしたときより
損をしたときの記憶のほうが
強烈に残ったりする。
何かで儲かり得をしたときは
大喜びするけど
それ以上の損をしたときの
ショックは大きくて
損をしたときの力は
得をしたときの喜びの記憶を
失わせる力がある。
得することを
重視しているがために
損をしたときのショックが
大きくなるのであれば
なるべく得することを
考えないようにして
損をしないことを
重視すればいい。
得することを考えてしまうから
お金のことや
体力や気力や感情までも
すり減らすことになる。
損をしないようにと
考えを切り替えれば
無駄に消耗するものを
温存することだってできるのだ。
人間関係においても
誰かに怒りや恨みを
抱いてしまうと
感情は消耗して損をする。
下らないことでイライラしても
そのイライラは相手には
伝わらないもの。
だったらイライラしないほうが
得した気分になれるのだ。
だから人生は
あまり得することはないけれど
損もしない人生のほうが
お得な気持ちになれると
思うのである。
でも自分だけが得をする人生に
魅力を感じてしまうのが
これまた人間の
イヤラシイ部分なのである。
ほなまた
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