思春夏秋冬期

思春期とは

身体や思考が

子供から大人へと

急激に変わっていく

時期なのである。

親より友達を優先したり

異性を意識しはじめたり

それに基づき起こりえる

複雑な人間関係や恋心から

傷つくこと、胸が痛い

などの経験をするのも

この時期なのである。

思夏期があるとしたら

全てが初体験だった

思春期に比べると

大人に近づくことにより

気持ちや考えが

少しづつ落ち着きはじめ

自分自身のことだったり

色んな物事が

客観的に判断できるようになる。

自分の将来を見据えて

この先どう進むべきなのか 

ということも考えながら

行動するようになる。

この時期に

親元から離れる人は多く

親元から離れて生活することにより

親のありがたみを

肌で感じるのと同時に

社会に出ることにより

仕事上で起こる

本格的な人間関係に直面しながら

人間とは何か、、、

何のために仕事をするのか、、、

そんなことを自問自答しながら

生きていく時期で

行動によっては

人生の中で

最もやり甲斐を感じたり

1番熱い時期になるとも言えよう。

思秋期があるならば

思春期や思夏期に

思い描いていた

"将来"という時期に

当てはまるのではないか。

仕事でもプライベートでも

精神的に落ち着いてきて

何のために仕事をするのか

という目的が

明確になる時期でもある。

しかし残念なことに

仕事での格差というものを

肌で感じてしまうこともあり

このままでいいのかと

悩んだりするのも

この時期なのである。

思秋期は

枯れはじめる前の紅葉のように

思春期とはまた違った

大人の魅力や美しさが

形成される時期でもある。

思冬期があるならば

今までの自分自身を

全て受け入れて

どこでどんなふうに

人生を終わりにするのかを

考える時期だと言える。

思冬期では

他の時期と比べると

羞恥心が失われはじめるので

暴走しないよう

注意が必要となる。

そして

思春期思夏期秋春期を

思い出しながら

ゆっくりとした時間を

楽しむ時期でもあるのだ。

1年に四季があるなら

こんなふうに

人生にも四季があるはずだ。

その季節ごとに

どう考えてどう行動するかで

人生の季節の重さが

変わってくるだろう。

思春期のまま思秋期を

肌で感じながら過ごす自分は

そろそろ思冬期のことを

考えないといけない。

ばいなは