あの頃は
なぜかパンクスピリット。
何もかもに
いつでも攻撃的で
指示されることが大嫌い。
そんな意味不明の
やり場のない怒りを
誰かに
八つ当たりばかりしていた。
あの頃は
常識から外れたことが
カッコいいことだと
勘違いする。
ルールや決まりを守らずに
目上の人に楯突いて
自分がいる環境を
ごちゃ混ぜにすることが
凄い人なんだと思ってしまう。
先のことなんて考えることなく
目の前にあることが
好きか嫌いかで判断して
後は全て現実逃避。
あの頃は
そんなパンクスピリットが
カッコいいと思っていた。
いつかそのことが
カッコ悪いことなんだと
気づかないでいると
いつまで経っても
パンクスピリットのままで
大人になってしまう。
いい歳こいて
誰かに反抗している
誰かの態度は
端から見たらただの痛い人。
社会に出れば
過程はどうあれ結果が全て。
パンクスピリットなんて
通用しないね。
早くさよならしちゃって
若気の至りで終わりにしよう。
さよなら
パンクスピリット。
ほなまた
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