昭和の大人は怖かった。
今思い返してみると
あの恐怖は愛情だったのか。
毎日怒られながら
色んなことを
教えられていたのかもしれない。
じいちゃんは
茶碗に米粒残すと
すぐにキレてきた。
小学6年の担任は
男子生徒に限り誰かひとりでも
授業に遅れて来ると
クラスの男子生徒全員がビンタ。
悪いことをすれば
柔道の技で体罰。
まさに恐怖政治ですよ。
あの頃の昭和の大人は
なんか今の大人とは違う
愛情のかけ方が
あったのかと思う。
お前らが大人になったときに
クソな人間にならぬよう
教育してくれたのかもしれない。
じいちゃんは食べ物を
粗末にするなと教え、
先生は誰かの失敗は
みんなの責任だという
連帯責任を教えてくれた。
ありがたい恐怖の教育。
そんな教育をしてくれたのに
こんなクソな人間に
なってしまった僕を
お許し下さい。
じいちゃんと先生、
ごめんなさいね。
はいなら
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