食員連鎖

動物の世界には

食物連鎖がある。

食物連鎖の頂点は

人間だと言う人もいるが

人間社会の中でも

同じ場所や同じ環境に

長く属していると

食物連鎖みたいなことが

起こったりする。

社会に出て直面するのは

昔からある縦社会という

面倒臭いもの。

そんな中でも

いつか先輩を食ってやるぜ、、、

という意気込みだったり

いつか上の立場にのし上がって

ライバルだった人たちを

みんな食ってやるぜ、、、

という野望だったり

仕事は苦手だけど

先輩という強みを利用して

後輩ばかり食ってやるぜ、、、

という欲望だったりと

人間社会でも

気を緩めていると

誰かに食われてしまうから

常に戦闘態勢を保ちながら

人間と人間の戦いが

繰り広げられている。

こんなふうに組織内で起こる

食うか食われるかみたいな

社員の鎖状の関係を

食員連鎖とでも言いましょうか。

人間は動物の中では

脳が飛び抜けて発達している

賢い生き物だから

頭を使えば

食われる立場だった人が

食う立場の人になれるのが

最大の利点。

しかし

賢くてもその賢さが

ずる賢い賢さならば

ずっと食われる立場に

なってしまうだろう。

人間社会に

食員連鎖があるとしたら

人間も他の人間の

餌になる可能性があることを

自覚すべきなのだ。

ばいなら