変人の坩堝

人種の坩堝(るつぼ)という

言葉を聞いたことがある。

多種多様な民族が

混在して暮らしている

都市や状態のこと。

この意味を東京に置き換えるなら

他県多様な変人が

混在して暮らしている

都市や状態のこと

ではないだろうか?

そもそも

あの人は変わってるとか

あの人は変人だなんて

決める基準は

自分の考をもとにするわけだから

自分以外の人間を

変わっていると思ってしまう確率は

必然的に高くなるはずだ。

自分は正常な人間だ

なんて思っていても

誰かしらに変人扱いされている。

変人たちが集まる

この東京という場所に

穏やかな空気なんて

流れるわけがない。

そんな中でも人と人に埋もれながら

生きていかなければいけないのだ。

そう考えると社会なんて世界は

疲れてあたりまえの場所なのである。

変人の変な部分ばかりを探して

日々過ごしているのは

疲れてしまうだけだから

変人たちの変な部分を

個性だと思ってしまえばいい。  

人はなぜか相手の欠点を許せなく

イライラしたりするけど

結局のところ

自分もダメところはあるのです。

まずは自分の考えを

変える努力をしないと

全てが面倒臭く思えて

口癖が面倒臭くせぇ~に

なってしまう。

相手が変わるのを待つより

自分が変わればいいのです。

全ての人たちが 

変わることができたら

これはいい意味で

”変人”になれる。

まだまだ自分の周りには

いい意味での変人は

あまりいないようです。

この東京が 

その場の環境で

自分を変えることができる

多種多様な民族が

混在して暮らしている都市、

そんな意味の変人の坩堝に

なるといいけどね。

ほな