性質を使いこなす

何歳くらいから

自分はこんな人間なんだと 

認識してしまうのだろうか。

若いころに

自分を認識してしまうと

自分が苦手とすることは

なるべく避けるようになり

もしかしたらという

自分の中にある能力を

無駄にしてしまうような

そんな気がするのである。

誰でも自分の性質を認識すると

その性質に逆らうのを

止めてしまう。

逆を考えれば

自分の性質が認識できたのなら

その性質を

上手く使いこなせばいいと

思うのである。

朝起きるのが苦手な人なら

前日の夜には遊びに行かないで

次の日の準備をちゃんとして

早く寝るようにするとか

約束が苦手な人なら

最初から約束なんてしないで

自分のペースで

ゆるやかに人と繋がっていくとか

物事を身につけることに

時間がかかる人なら

はじめからビックマウスで

自分を主張することをやめて

誰よりも努力するとか

こんなふうに

自分を使いこなすことができれば 

早いうちから

自分を認識することは無駄ではない。

持って産まれた性質を

変えることは難しいので 

自分の性質に

自分を合わせることができれば

いちばん生きやすいと

思うのである。

自分はどんな性質なのか

ときどき自分の心を聞いてみて

自問自答したらどうでしょう。

ほなまた