人の細胞は
色んな経験や刺激を受けながら
日々生まれ変わっているのだと
どこかで聞いたことがある。
まだ経験が浅かった
若いころの自分を思い出してみると
経験不足から起こる
判断ミスや甘い決断力とか
目の前のことでしか
考えることをしていないのに
揺るぎない自信に
満ち溢れている態度で
周りの人たちに振舞っていた
青臭い自分が脳裏をよぎり
恥ずかしくなってしまうことが
多々ある。
人は出会う人によって
生まれ変わるための
細胞分裂の方向が
決まってしまうものだ。
自分が生まれ変わりやすいのは
誰かに恋をしているとき。
恋をすると
その人の理想の人になろうと
今までの自分とは
違う自分になりたいと願い
それに向かって
細胞分裂をはじめる。
今まで知らなかったことを
もっと知ろうとしたり
今まで興味がなかったことに
興味を示したり
考えもしなかったことを
考えるようになったり
好きな音楽や映画とか
ファッションや言葉まで
どんどん生まれ変わっていく。
人は恋をするたびに
今までとは違う自分に
生まれ変わる生き物なのである。
ただ注意することは
恋は盲目になるということ。
恋をすると
周りが見えなくなって
判断力が欠けてしまうことが多い。
しかし
恋をした人に流される方向が
良いのか悪いのかなんて
誰にもわからないことだし
何年か先に今の自分を
客観的に見れるまで成長できれば
それが良かったことなのか
それとも
悪かったことなのかが
はじめてわかることなのだと
思うのである。
たった1回の出会いでも
今までの自分のすべてを塗り替えて
相手の人生にまで
影響を及ぼす可能性がある。
なので
影響を与える側の人は
誰よりも真剣な気持ちで
相手の細胞分裂の
手助けをしていかないと
ダメなのである。
ばいなら
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