同物同治とは
自分の体の中に
不調な部分があるときに
それを治す方法として
その調子の悪い場所と
同じものを食べるのがいい、、、
という考えかた。
君の膵臓をたべたいとは
同物同治の延長線上にあり
膵臓の病を治すために
君の膵臓をたべたい
という意味合いなのかと
はじめは勝手に思っていた。
しかしどうやら
君の膵臓をたべたいという意味は
愛おしく想う相手に
自分の気持ちを伝えるための言葉
"好きです"とか"愛しています"と
同じ意味を持つ言葉なのだ。
愛する気持ちと
大切な人を失う寂しさや
自分の気持ちを
どう伝えていいのか
どう言ったらいいのか
わからないまま終わってしまい
後悔とやるせない思い、、、
君の膵臓をたべたいには
そんな意味があるように
感じました。
桜良が言ってた
"偶然じゃない。
私たちは自分で選んでここに来た。
偶然じゃない、、、
運命なんかでもない、、、
君が今までしてきた選択と
私が今までしてきた選択が
私達を会わせたの、、、
私達は自分の意思で
出会ったんだよ、、、"
この考えには
激しく共感します。
偶然でもなく運命でもなく
お互いが
今まで選択してきたことが
たまたま重なった場所で
人と人とは出会っていく、、、
だからご縁には
何らかの意味がある、、、
そんなことを思いながら
君の膵臓をたべたいを
見終えたのである。
ほなまた
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