棘のある言葉

僕の言葉には

棘があると言われる。

心で思っていることや

言わなければいけないことを

相手に優しく伝えることが

どうやら下手クソらしい。

しかも伝える相手が

思い入れのある人だと

なおさら棘のある言葉で

伝えてしまうのだ。

多分これは

愛情があるからこその

憎しみなのかもしれない。

愛情と憎しみは紙一重であり

棘のない言葉で

相手に伝えることができるのは

多分その相手に関心がないから。

愛情があるからこそ

棘のある言葉で伝えてしまう、、、

でもそんなことは

言い訳に過ぎない。

相手を喜ばせようと

綺麗な薔薇を

棘があるまま送ってあげても

棘が残っていれば傷つくし

血も滲んでくるだろう。

なので結論を言うと

相手に愛情があろうがなかろうが

何かを言葉で伝えるときは

棘があってはダメなのである。

ときに言葉は

自分の武器にもなり

凶器にもなるのだから。

ほなまた