臭いものに蓋をしても漏れる

どうやら人は

無臭なものよりも

臭いもののほうに

興味があるようだ。

怖いものは

見たくなるように

臭いものは

嗅ぎたくなるものです。

臭いものなのに

臭い臭いと言いながら

何回も嗅いでしまう、、、

これは好奇心のひとつだろう。

だから人は

他人の悪行やスキャンダルなど

悪臭がするようなことを探して

楽しんだりする。

そんな好奇心は

なぜか抑えられない。

とは言っても

誰でも隠したくなるような

臭いことのひとつやふたつは

必ずある。

他人の臭いものに

興味を持ちながら

自分の臭いものは

外部に漏れぬよう蓋をして

なるべく楽しみたい。

しかし

他人の臭いものより

自分の臭いもののほうが

悪臭を放っていたら

どんなに頑丈な蓋で

閉めていても

いつか悪臭のガスが溜まり

蓋が吹っ飛ぶことだろう。

他人の臭いものに

好奇心を抱くより

無臭なものに好奇心を抱き

新しいものを発見することを

ススメます。

ほなまた