恋焦がれ恋逃れ

誰かに恋することは

それなりの覚悟が

必要になる。

いつも幸せな気持ちで

いられるとは限らない。

不安な気持ちや

悲しい気持ちに

なることだってあるのだ。

でもそんな気持ちを恐れて

誰かに恋することを

止めてしまうのは

それもそれで寂しい。

24歳で同じ会社の女性と

恋に落ちた人がいる。

当時の自分には

自信を持てなかったその人は

こんな自分のことを

好きになるはずがないと

相手の女性の気持ちが

信じられなくて

プロポーズしたくても

できないままでいた。

その2年後にその女性は

病気で他界してしまう。

それを悔やんで悔やんで

現在78歳になっても

その人は独身のまま。

あのときの女性のことが

54年間忘れられないでいる。

この話しを聞いたとき

こんなドラマみたいな話しが

実際にあるのかとビックリした。

誰かのことを

心から好きになってしまったら

後先考えないで

多少のリスクを背負ってでも

自分の気持ちを伝えたほうが

後悔は少なくなることだろう。

もしもあのとき

あなたに出会っていなければ

こんなに苦しくて

こんなに悲しくて

こんなに涙があふれる思いは

しなかったと思う。

だけど

あなたに出会っていなければ

こんなに嬉しくて

こんなに優しくて

こんなに愛しくて

こんなに温かくて

こんなに幸せな気持ちを

知ることもできなかった、、、

恋なんてこんなもの。

いい歳こいて

ときどき恋する気持ちを

考えてしまうのである。

ほなまた