僕の顔を食べて下さい

誰かが困っているときに

自分を犠牲にしてまでも

その人を

助けたいという心が

あるものなのか。

誰かが死にかけているときに

自分を犠牲にしてまでも

その人の

身代わりになる気持ちが

あるものなのか。

たとえその誰かが

自分にとって敵だとしても

手を差し伸べることが

できるものなのか。

ある人は

24歳で出征し戦地に行く。

生々しい戦場を体験して

正義というものが

信じられなくなってしまう。

それ以来

献身と愛を

人生の価値の最上位とし

思想の根本に置くようなる。

そんな人だから

自分の目の前に

餓死しそうな人がいれば

一片のパンを

与えることができるだろう。

たとえ相手が

自分の仲間ではなく敵だとしても

自分を犠牲にしてまでも

心から誰かを助けたいと

思うことができるだろう。

僕の顔を食べて下さいと、、、

それが

アンパンマンの原点。

ほなまた