善の中にだって悪はある。
悪の中にだって善はある。
意思が弱い人間が
誰かの善悪を
判断することは
非常に難しい。
そんなことを踏まえて
何が善で何が悪なのか
わからなくなるときが
あるのです。
何かを守ろうとするために
決められたルールを
破ることは悪だけど
その罪を素直に認め
ちゃんと本心を伝えれば
相手に誠実さが伝わり
悪が善に
変わることもあるのです。
何も守るものもないのに
決められたルールを
破ることはただの悪。
その悪を隠し通して
また不純な気持ちで
欲情することは
悪ではなく
最悪になることもあるのです。
なぜか悪行がひどすぎると
それを知った者は
誰にも言わないで
墓場までもっていこうとするが
大した悪行ではないと
それを噂して楽しもうとする。
どっちにしろ
悪行の当事者にならなければ
悪行を犯してしまう
色んな気持ちなんて
かわからないことだけど
ひとつだけ言えるのは
誰かの悪行を知ったことを
墓場までもっていくのではなく
最悪の悪行を犯した人が
墓場に行くべきだということ。
悪人は
更生するきっかけがなければ
とことん悪なので
バレる前に逃げてしまうが
その前に自分の悪を認め
素直に謝罪し
更生できるのであれば
悪が善に少しずつ
変わると思うのです。
善と悪も性欲と制欲も
みんな表裏一体なのだ。
この面倒臭い善悪を
感情を抜きにして
判断することができるのだろうか。
善の中にだって悪はある。
悪の中にだって善はある。
ほなまた
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